エルゴベビーのエアルームが気になっているけど、限定商品だし口コミが少なくて迷う。
実際に使ってみたママの感想が知りたい。
そんなお悩みにお答えします。
エルゴベビー の最新作はオムニブリーズの印象が強いですよね。
オムニブリーズは、2021年の5月に発売されたのですが、そのわずか4ヶ月後に発売されたのが”エアルーム”です。
限定生産品で、お値段も既存商品よりも1万円ほどお高いので、口コミやレビューが少なく、 謎に包まれています。
こちらではその”エアルーム”を実際に使ってみたレビューを本音でしていきます。
使い勝手の良さ(利便性)、使いごこち(快適性)、ヒヤリハット防止(安全性)の3つの点からレビューしました。
具体的な内容はこちらです。
装着のしやすさ ○ (身体の硬い人には▲)
持ち運びのコンパクトさ ◎ (エルゴ至上最も軽くてコンパクト!)
パパママ兼用できるか ○ (兼用できる、カラーバリエーション少なめ)
肩への負担 ▲(オムニブリーズの方がラク)
腰への負担 ○(負担少ない)
通気性の良さ○(生地も薄手で通気性バツグン!)
子どもとの密着具合 ▲(調整ヒモが硬め)
二重ロックの有無 ○ (背中のバックルにロックないけど、改良されてる)
首かっくん防止 ×(フード無し)
- エルゴ エアルーム を使ったママのリアルな声が聞きたい方
- エルゴ エアルーム のスペック・使用感を知りたい方
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エルゴベビーエアルームの概要
![](https://dakkohimo-research.com/wp-content/uploads/2021/12/24f92475d323af259bb311514f969bf3.jpg)
対応年齢 | (対面抱き)1ヶ月-24ヶ月 (前向き抱き)5ヶ月-12ヶ月 (おんぶ)6ヶ月-36ヶ月 |
---|---|
最大耐体重 | 15.9kg |
カラー | 4色(限定カラー含む) |
商品重量 | 670g |
対面抱っこ | ○(対応:1ヶ月-24ヶ月) |
おんぶ | ○(対応:6ヶ月-36ヶ月) |
前向き抱っこ | ○(対応:5ヶ月-12ヶ月) |
洗濯機で洗えるか | ○(対応) |
夫婦での兼用 | ○(対応) |
よだれカバー | ×(なし) |
フード | ×(なし) |
小物入れ | ×(なし) |
ベビーウエストベルト | ×(なし) |
価格 | 38,500円 |
抱っこ紐の付け方自体は、同じですが、細かな部分に違いがあります。
1番の違いは、抱っこ紐の対象年齢です。
エアルームは、対面抱っこが”2歳まで”なのに対して、いままでのモデルでは、”3〜4歳まで”が対象となっていました。
その他、よだれカバーやフード、小物入れは付属していません。
エルゴベビー エアルームの利便性
利便性でレビューしたのは下記3つです。
- 装着のしやすさ ○ (身体の硬い人には▲)
- 持ち運びのコンパクトさ ◎ (エルゴ至上最も軽くてコンパクト!)
- パパママ兼用できるか ○ (兼用できる、カラーバリエーション少なめ)
【1】装着のしやすさ・付け方
付け方は、とてもシンプルです。
腰のベルトをつけて、子どもを迎え入れて背中のバックルを止めたら完了です。
工程はシンプルですが、気になる点として、首の後ろにバックルがあるので接続しにくく感じる方もいらっしゃると思います。ただ、旧モデルのオムニ360と比較するとバックルに使用されているバネの反発が小さくなったので、カチャッと簡単に接続できるように改善されました。
付け方の流れを写真付きでお伝えすると、
腰のバックルを装着します
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このバックルが硬いので、装着するときに少し力が必要です。
子どもを抱っこひもと自分の身体の間に迎え入れて、
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首の後ろにあるバックルを留めます。
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この首の後ろのバックルを止める↑の動きが、身体の硬い人にはちょっと大変かもしれないです。
子どものポジションをベルトで調整します。
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完成です。
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新生児向けの調整機能
エアルームでは、新生児期のお子さんに合わせて、抱っこ紐の丈を調整することができます。
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エルゴベビー の抱っこ紐を新生児から使う場合に、”丈が長くて埋もれてしまう”といった声があります。
エアルームでは、新生児用に丈をセットすると、通常よりも10cmほど短くなるので、赤ちゃんが埋もれるといった心配がないのはメリットです。
【2】持ち運びのコンパクトさ
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エアルームは、従来のオムニブリーズやオムニ360と比べても、ひと回り小さく、コンパクトです。
畳んだときの大きさで、「17cm x 33cm x 11cm (タテ x ヨコ x 厚さ)」なので、ベビーカーの荷物入れやカバンに入れての持ち運びもラクです。
持ち運ぶにあたって、重さも測ってみたところ、700gでした。
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エアルーム は、オムニブリーズよりも40gほど軽いだけなので、数字上だとあまり変わらない印象を持つかと思います。
見た目がスッキリとしたことや大きさがひと回りコンパクトになったおかげで、実際40gという数字以上に軽いなと感じました!
【3】パパ・ママ兼用
パパ・ママでの兼用も難しくないです。
兼用するときのポイントは、横の調整ベルトをできるだけ緩めておいた方がやりやすいです。
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エルゴの抱っこひもは、オムニブリーズもオムニ360、どれも共通して、調整ベルトが引き締まったですと、背中のバックルも届きにくくなり、とても装着がやりづらいです。
また、カラーバリエーションは4種類と今までのエルゴベビーの中では少ないです。
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オーソドックスなブラックと明るいみどり色のサンバーストは、アカチャンホンポ限定カラーとなっています。
わたしが確認したときには、ブラックは取扱終了と表記されていましたので、もし在庫が見つかったらお早めに抑えた方が良いです。
エルゴベビー エアルームの快適さ
快適性でレビューした点は下記3つです。
- 肩への負担 ▲(オムニブリーズの方がラク)
- 腰への負担 ○(負担少ない)
- 通気性の良さ ○(生地も薄手で通気性バツグン!)
【1】肩への負担
肩への負担は、オムニブリーズの方がラクです。
使ってみた実感としても、エアルーム の場合は肩パッドにクッションがあまりなく、厚みもないので、1歳以降も少しでも快適に使うという点ではオムニブリーズが良いです。
肩周りのパッドの厚さを測ったところ、1.2cmでした。
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エアルームは、ペットボトルから作られたリサイクルポリエステルを87%使用しているので、素材のクッション性が少ないのはやむを得ないです。
その分、既製品のオムニブリーズやオムニ360よりも見た目がスッキリとしています。
同じような口コミは他のママさんにもありました。
【2】腰への負担
腰への負担は、少ないです。
腰パッドも面積が広くてしっかりしていて、体感としては肩から背中にかけての上半身で支えるので、負担が少ないのかなと思います。
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写真のように腰ベルトのチャックはポーチになっているので、キーケースやスマホぐらいは入ります。
ちょっと近所のスーパー、コンビニに出かけるときには使いやすいです。
【3】通気性・風通しの良さ
エアルームは、通気性は良いと感じます。
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たとえば、メッシュ素材を使っていても、生地が分厚い抱っこ紐の場合は、夏場の体感温度が熱いと感じやすいです。
一方で、エアルームは薄手で、素材の間と間に隙間があるので、ママもお子さんも心地良いですよ。
エルゴベビー エアルームの安全性
安全性でレビューした点は下記3つです。
- 子どもとの密着具合 ▲(調整ヒモが硬め)
- 二重ロックの有無 ○ (背中のバックルにロックないけど、改良されてる)
- 首かっくん防止 ×(フード無し)
【1】子どもとの密着具合
子どもとの密着具合を調整するのは
左右それぞれから伸びている紐を引っ張ると、調整できます。
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購入して最初の方は動きがなめらかでないので、ストレスに感じるかなと思います。
使っていくうちに徐々に使いやすくなります。
【2】二重ロック
腰のバックルは、紐外し防止のために二重ロックとなっています。
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写真中央のゴムを通してから、バックルを止めます。
そうすることで、万が一バックルが外れてもゴムに引っかかり、簡単には腰ベルトが外れないようになっています。
一方で、背中のバックルには二重ロックはありません。
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オムニブリーズでも肩へのフィット感がアップしていたのですが、エアルームではさらに写真のように肩の形状に合わせてバックルを動かせます。
このおかげで、背中のバックルに二重ロックは無いのですが、万が一バックルが外されても肩ひもがより落ちにくくなりました!
防犯の面からはうれしい改良点です。
【3】首かっくん防止
首かっくん防止という点では、フードがないので寝てしまったときに困ります。
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わたしの子どもは1歳過ぎているのですが、寝てしまうと写真のように首を支えるところが無いので、ちょっと使いにくいと感じてしまいます。
お子さんの月齢が低いうちは、抱っこ紐の丈で収まるので大丈夫ですが、エアルームのデメリットかなと思います。
【おまけ】ギフトボックスのような包装
また、エルゴベビーの最上級モデルなので、他のモデルと違い、ギフトボックスのような箱に入って届きます。プレゼントにはとても喜ばれそうな包装で、もらった人はテンション上がると思いますよ!
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【まとめ】エルゴベビー エアルーム
- エルゴは好きだけど、他のママと被りたくない
- 出産祝いとして、家族・友人にプレゼントとして考えている
- 抱っこ紐は、新生児〜2歳ぐらいまで使えればOK
エアルームは、今までのエルゴと付け方は全く同じですが、細かい点に違いがありました。
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メリットとしては、デザインがすっきりとシンプルな点、軽くてコンパクトなこと、新生児期に抱っこ紐の丈を短くできる点です。
デメリットとしては、肩パッドのクッションがあまりない点、フードや小物入れなどが付いてないことです。
エアルームと比較される”オムニブリーズ”のレビューも書いていますので、併せてご覧になってください。
今回の記事では、エルゴの最上級モデル”エアルーム”のレビューについてまとめました。
他にもさまざまな抱っこひもを30種類以上レビューしてます。良かったらご覧になってください。
みなさまの抱っこひも選びのご参考になれば幸いです。