ベビービョルン MOVE ムーヴ エアリーメッシュ が気になっているけど、実際に使ってみたママの感想が知りたい
ベビービョルン MOVE ムーヴ エアリーメッシュを検討中の方に向けて、
こちらの記事では、実際に、ベビービョルンの抱っこ紐 “MOVE ムーヴ エアリーメッシュ” を使ってみた筆者が、使い勝手の良さ(利便性)、使いごこち(快適性)、ヒヤリハット防止(安全性)の3つの点からレビューしました。
具体的にレビューした点はこちらです。
装着のしやすさ ○ (装着が身体の前側だけで完結)
持ち運びのコンパクトさ ▲(折りたたみ不可)
パパママ兼用できるか ○ (兼用しやすい)
肩への負担 ○(肩パッドが厚い)
腰への負担 ○(負担少ない)
通気性の良さ ▲(あまり良くない)
子どもとの密着具合 ○(ラクに調整可)
二重ロックの有無 ー (背中側にバックルなし)
首かっくん防止 ▲(首まで守られてるけど、フードなし)
MOVE(ムーヴ)は、ベビービョルンの特徴である身体の前側だけで装着ができる便利さを兼ね備えていながら、肩・腰への集中を防ぐように、子どもの体重を背中全体で支える仕組みがユニークです。気になる点を挙げるとすれば、コンパクトな収納が難しい点と通気性があまり良くない点です。
- ベビーキャリア MOVE ムーヴ を使ったママのリアルな声が聞きたい方
- ベビーキャリア MOVE ムーヴ のスペック・使用感を知りたい方
ベビービョルン ベビーキャリア MOVE(ムーヴ) エアリーメッシュの 概要
対応年齢 | 0-15ヶ月 |
---|---|
最大耐体重 | 20kg |
カラー | 6色 |
商品重量 | 0.7kg |
対面抱っこ | ○(対応) |
おんぶ | ○(対応) |
前向き抱っこ | ○(対応) |
横向き抱っこ | ×(非対応) |
洗濯機で洗えるか | ○(対応) |
夫婦での兼用 | ○(対応) |
よだれカバー | ○(対応) |
フード | ○(あり) |
小物入れ | ○(あり) |
価格 | 19,800円 |
Baby Bjorn ベビービョルン の抱っこひも ラインアップ
比較表 | ||
MINI ミニ | MOVE ムーヴ | ONE KAI ワンカイ |
![]() | ![]() | ![]() |
ブランド名 | ||
ベビービョルン | ||
対応年齢 | ||
新生児〜12ヶ月 | 新生児〜15ヶ月 | 新生児〜36ヶ月 |
最大耐体重 | ||
3.2 – 11kg | 3.2 – 12kg | 3.5 – 15kg |
製品の重さ | ||
500g | 860g | 1000g |
カラー | ||
コットン4色 メッシュ10色 | メッシュ4色 | コットン4色 メッシュ6色 |
対面抱っこ | ||
○ | ○ | ○ |
前向き抱っこ | ||
○ | ○ | ○ |
おんぶ | ||
× | × | ○ |
横向き抱っこ | ||
× | × | × |
洗濯機で洗えるか | ||
○ | ○ | ○ |
よだれカバー | ||
○ | ○ | ○ |
日除けフード | ||
× | × | × |
小物入れ | ||
× | × | × |
価格 | ||
9,900円(コットン) 12,650円(メッシュ) | 19,800円 | 24,200円(コットン) 26,200円(メッシュ) |
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MOVE(ムーヴ)は、新生児に特化している”MINI(ミニ)”と3歳まで使える”one kai(ワンカイ)”の中間としての位置付けになります。
ベビービョルン ベビーキャリア MOVE(ムーヴ) の 利便性
ベビービョルン MOVE(ムーヴ) の利便性でレビューしたのは下記3つです。
- 装着のしやすさ → ○ (装着が身体の前側で完結)
- 持ち運びのコンパクトさ → ▲ (折りたたみ不可)
- パパ・ママ兼用 → ○ (兼用しやすい)
【1】装着のしやすさ
装着方法は、とてもシンプルです。
両肩から抱っこひもを背負うように装着します。


真ん中の部分に留め具をセットします。


胸の高さにあるバックルをセットします。

子どもを抱っこひもに迎え入れて、残り3箇所のバックルを留めたら完成です。



ベビービョルンの製品はどれも装着するのが、シンプルでラクです。身体の前側だけで完結するのはありがたいですね。
実験:抱っこひもの装着 〜 子どもを入れ終えるまでの時間を測ってみた
抱っこひもを装着してから子どもを入れ終えるまでの時間を計3回測ってみました。
結果は、3回を平均して0分45秒くらいでした(全て床に座った状態で装着しました)

ちなみに、抱っこひもにそこまで慣れてない旦那のかかった時間が、1分22秒くらいでした。
ベビービョルン MOVE(ムーヴ)は、腰のベルトを付ける必要もなく、子どもを迎え入れるのも身体の前側で完結するので、普段慣れてない人でも使いやすい印象です。
成長に合わせた調整機能
他製品にはないベビービョルン ブランドの抱っこひもの特徴の1つですが、子どもの成長に合わせて前の長さを変えることができます。


例えば、身長70cmの時は、↑の黄色ゾーンに合わせれば良いという風に誰でもわかりやすいように設計されているので便利です。
【2】持ち運びのコンパクトさ
ベビービョルン MOVE(ムーヴ)は、コンパクトに折り畳むことは難しいです。
理由は、↓の写真のように抱っこひもの背中側に”人”の形をした、サポーターが入っているからです。

このサポーターのおかげで、背中全体を使って子どもの体重を支える形になるので、肩や腰だけに負担が集中するのを回避してくれます。
実際に、畳んだときの大きさで、「40cm x 40cm x 16cm (タテ x ヨコ x 厚さ)」です。

サポーターが入ってないone kai(ワンカイ)やmini(ミニ)は、縦の長さがMOVE(ムーヴ)の半分22cmくらいになりますよ。
持ち運ぶにあたって、重さも測ってみたところ、900gでした。

同じベビービョルン製品で重さを比較すると、one kai ワンカイ(940g)とほぼ同じで、MINI ミニ(490g)の約2倍になります。
【3】パパ・ママ兼用
パパ・ママでの兼用はとてもしやすいです。
ベビービョルン のブランドの特徴ですが、装着が全て身体の前側で完結するので、抱き下ろししやすいです。
ベビービョルン ベビーキャリア MOVE(ムーヴ) の 快適さ
ベビービョルン ベビーキャリア MOVE(ムーヴ) の快適性でレビューした点は下記3つです。
- 肩への負担 → ○(肩パッドが厚い)
- 腰への負担 → ○(負担少ない)
- 通気性の良さ → ▲(あまり良くない)
【1】肩への負担
肩への負担は、少ないと思います。
肩周りのパッドの厚さが2.0cmくらいあり、クッション性はあります。

同じベビービョルンのMINI(ミニ)は、0.2cmくらいの薄さなので、肩パッドの厚みがあることで肩への負担はとても軽減されていることを感じます。
【2】腰への負担
腰への負担は少ないです。
多くの抱っこひもが、肩・腰の2つの”点”で支えているのに対して、MOVE(ムーヴ)は肩から腰を含めた背中全体の”面”で支えるイメージです。
その支えとなっているのが、↓のしっかりとした骨組みのサポーターです。

このサポーターのおかげで、肩・腰といったどこか1箇所に集中して負荷があまりかからないように感じます。
【3】通気性・風通しの良さ
MOVE(ムーヴ)は、メッシュタイプですが、あまり通気性は良くないです。
フルメッシュの他製品と比べても生地が少し厚い感じがしました
実際に、抱っこひもの通気性の良さを検証するために、通常時と扇風機で風を当てたときをサーモグラフィで温度を測ってみました。

抱っこひも表面の温度は、扇風機の風で冷えているようなのですが、子どもの背中側の温度は同じ28.6°と変化がなかったです。
温度があまり変わらなかった理由としては、
1つ目にMOVE(ムーヴ)は、メッシュの素材ではあるのですが、三重構造のようになっていて分厚くなっているからかなと思います。

2つ目として、↓が抱っこひもの内側の写真ですが、赤ちゃんの背中の下辺りからお尻部分はメッシュではない生地が使用されているからだと思います。

ベビービョルン ベビーキャリア MOVE(ムーヴ) の 安全性
ベビービョルン ベビーキャリア MOVE(ムーヴ) の安全性でレビューした点は下記3つです。
- 子どもとの密着具合 → ○ (ラクに調整可)
- 二重ロックの有無 → ー (背中側にバックルなし)
- 首かっくん防止 → ▲ (首は守られてるけど、フードなし)
【1】子どもとの密着具合
子どもとの密着具合を調整するのも簡単です。
左右それぞれから伸びている紐を引っ張ると子どもとの密着具合を調整できます。

がんばって紐を引く力を込めなくても、調整できるのでとてもラクです。
【2】二重ロック
落下や紐外し防しのための、二重ロックはないですが、留め具は全て身体の前側にあるので安心かと思います。

留め具が前側だけなので、抱き下ろししやすいだけでなく、落下や紐外しを防止する対策にもなるので助かりますね。
【3】首かっくん防止
首かっくん防止という点では、しっかり首までカバーが覆われていて、安心です。
フードは付属されてません。

長さを調整することができるので、対象年齢のあいだは安心して使えるかと思います。

今回の記事では、ベビービョルン ベビーキャリア MOVE(ムーヴ) 抱っこひものレビューについてまとめました。
みなさまのご参考になれば幸いです。