抱っこひもを調べ始めたばかりで、”キャリータイプ”とか“スリング”、”ヒップシート”とか色々見かけるけど、違いが分からない。。。。
初めまして、当ブログをご覧いただきありがとうございます。
1児の息子を育てる”こっこ”と言います。
こちらのブログでは、わたしが妊婦のときに、
抱っこ紐の口コミってPRが多いなぁ。。
みんながおすすめするブランド以外に他にはないのかなぁ。。。
と思った経験から、こんな情報が欲しかった!という
実際に自分で使ってみた抱っこ紐だけを30種類以上、正直な感想・レビューをしています。
ママさんの抱っこ紐選びのお役に立てると幸いです。
こちらの記事では、これから抱っこひもを購入しようと検討している方に向けて、
抱っこひもの種類別(“キャリータイプ”、”スリング”、”ヒップシート”)で特徴や違いをまとめました。
目次などを活用して興味のあるところへスキップしてください。
- 抱っこひもをこれから調べようと思っている方
- 抱っこひもの特徴や違いなど全体感を知りたいと思う方
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抱っこひも タイプ別 比較表
抱っこひもには主に、“キャリータイプ”・”ヒップシート”・”スリング”と呼ばれる3タイプがあります。
わたしがそれぞれのタイプを使い比べて感じたことを含めて、まとめたのが下の表です。
キャリータイプ | ヒップシート | スリング | |
---|---|---|---|
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代表的なブランド | エルゴ、ベビービョルンなど | ポルバン、ケラッタなど | コニー、スモルビなど |
【使える期間】 | 新生児期〜3,4歳まで | 腰が据わった7ヶ月〜 | 新生児期〜1歳くらい |
生後0-6ヶ月 | 使える | 使えない | 使える |
6-12ヶ月 | 使える | 使える | 使える |
1歳以降〜 | 使える | 使える | 使いにくい |
【家事をしながら使う】 | できる | できない (腰据わないと使えない) | 使えない (肩が布で覆われていて、 肩を上げることができないため) |
【持ち運びのラクさ】 | かさばる | ヒップシートだけなら コンパクト | 軽量でコンパクト |
【長時間の使用】 | ラクに使える | 問題ないけど、 腰への負担が大きい | 6ヶ月以降はキツイ |
【装着のしやすさ】 | ブランドごとに差が大きい | マジックテープ式なので簡単 | 慣れが必要 |
【お値段】 | 2万円台が多い | 1万円以下 | 5,000〜8,000円 |
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次に、メインで使うことが多い、キャリータイプについての種類やおすすめのブランドなどをご紹介していきます。
キャリータイプの抱っこひもの種類
キャリータイプの種類

- 新生児期〜3・4歳まで 使える万能タイプ
- 新生児期〜1歳まで に特化したコンパクトタイプ
- 腰すわり(約7ヶ月)〜 使えるセカンド抱っこ紐タイプ
キャリータイプ | 新生児専用 | 万能タイプ | セカンド抱っこ紐 |
---|---|---|---|
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代表的なブランド | ・エルゴ エンブレース ・ベビービョルン ミニ ・キューズベリーZERO | ・エルゴ オムニブリーズ ・ベビービョルンハーモニー ・コアラ ウルトラメッシュ | ・モンベル ・ボバエアー ・ノースフェイス |
【使える期間】 | 0-1歳まで | 新生児期〜3,4歳まで | 腰が据わった7ヶ月〜 |
生後0-6ヶ月 | 使いやすい | 使える | 使えない |
6-12ヶ月 | 使えるけどキツイ | 使える | 使える |
1歳以降〜 | 使えない | 使える | 使える |
【持ち運びのラクさ】 | 軽量でコンパクト | かさばりがち | 軽量でコンパクト |
【長時間の使用】 | 長時間はキツイ | ラクに使える | 長時間はキツイ |
【お値段】 | 1万円前後 | 2-3万円 | 1-2万円 |
一言コメント | 6ヶ月までの期間だけを考えるならこのタイプ1択です! | 買い物やお散歩などでの抱っこ紐の使用頻度が多くて、トータルのコストパフォーマンスを考えるならこのタイプ1択です! | 腰が据わった以降に ベビーカーや車移動がメインで、抱っこ紐の利用頻度が多くないなら持ち運びがラクなこちらがオススメです! |
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次に、キャリータイプの抱っこ紐のブランドを1つずつご紹介していきます。
キャリータイプ 抱っこひも <おすすめ・人気ブランド>
- エルゴベビー
- ベビービョルン
- アップリカ
- アンジェレッテ
- nuna(ヌナ)
- キューズベリー
- ナップナップ
- Combi(コンビ)
- Boba(ボバ)
- Montbell(モンベル)
- ノースフェイス
エルゴベビー

エルゴは、誰もが知るハワイ発の人気ブランドです。街中を歩くと多くのママさんが身につけています。
オムニブリーズ

👉 新生児期から3、4歳まで使いやすい万能タイプ の抱っこ紐
👉 最新モデル 2021年5月発売 (定価31,900円)
旧モデルのオムニ360よりも肩パッドがスリムになり、フィット感がアップしました
オムニ360

👉 新生児期から3、4歳まで使いやすい万能タイプ の抱っこ紐
👉 オムニブリーズが発売されるまで、最上級モデル(定価31,900円)
アダプト

👉 新生児期から3、4歳まで使いやすい万能タイプの抱っこ紐
👉 エルゴのベーシック機能は揃ったスタンダードモデル (定価27,500円)
エンブレース

👉 0〜12ヶ月の新生児期専用の抱っこ紐
👉 エルゴ唯一の新生児用モデル (定価14,300円)
ベビービョルン

ベビービョルンは、オシャレママの間で人気の北欧スウェーデンのブランドです。
シンプルで洗練された見た目が好き!と愛用する方が多いです。
ハーモニー

👉 新生児期から3、4歳まで使いやすい万能タイプ の抱っこ紐
👉2021年9月発売の最上級モデル(定価29,700円)
👉 おんぶしやすい 家事をしながら使える抱っこ紐
ワンカイ

👉 新生児期から3、4歳まで使いやすい万能タイプ の抱っこ紐
👉ハーモニー発売前までの最上級モデル(メッシュ 26,400円 / コットン 24,200円)
👉 おんぶしやすい 家事をしながら使える抱っこ紐
ムーヴ

👉 新生児期から15ヶ月まで使えるタイプ
👉上位モデルと新生児モデルのちょうど中間 (定価19,800円)
ベビーキャリア ミニ

👉 0〜12ヶ月の新生児期専用の抱っこ紐
👉ベビービョルン 唯一の新生児モデル(メッシュ 12,100円 / コットン 9,350円)
アップリカ

アップリカは、ベビーカーなどベビー用品ではおなじみのブランドです。
特徴は、新生児期に横抱きができること、おんぶが2通り(ソファーに座らせるのと、立ったまま行う)のやり方ができることです。
ウルトラメッシュ

👉 新生児期から3、4歳まで使いやすい万能タイプの抱っこ紐
👉2020年9月発売の最新モデル(定価27,500円)
👉 おんぶしやすい 家事をしながら使える抱っこ紐
コランハグ ライト

👉 新生児期から3、4歳まで使いやすい万能タイプの抱っこ紐
👉2016年11月発売、ウルトラメッシュ の2世代前のモデル (定価15,400円)
新生児期に横抱きがしたいけど、なるだけコストを抑えたい方向けです。
アンジェレッテ

クアトロエアー3.2

👉 新生児期から3、4歳まで使いやすい万能タイプ の抱っこ紐
👉2021年7月に発売されたアンジェレッテの抱っこ紐の最新モデル(定価27,500円)
👉 おんぶしやすい 家事をしながら使える抱っこ紐
ベビーキャリア オール

👉 新生児期から3、4歳まで使いやすい万能タイプ の抱っこ紐
👉クアトロエアー3.2 の2世代前のモデル(定価21,780円)
👉 おんぶしやすい 家事をしながら使える抱っこ紐
nuna(ヌナ)

ヌナ カドル

👉 新生児期から3歳まで使いやすい万能タイプ の抱っこ紐
👉 nunaブランドの国内で買える唯一のベビーキャリア (定価24,200円)
キューズベリー

NICO (ニコ)

👉 新生児期から3歳まで使いやすい万能タイプ の抱っこ紐
👉 安心・安全・日本製キューズベリーの3年保障付き (定価27,500円)
ナップナップ

BASIC ベーシック

👉 首すわり(4ヶ月頃)から3、4歳まで使いやすい万能タイプ の抱っこ紐
👉 日本人仕様で作られていて、小柄なママにもフィットします (メッシュ11,000円/ コットン 9,218円 )
👉 おんぶしやすい 家事をしながら使える抱っこ紐
Combi(コンビ)

ジョイン EL-E

👉 首すわり(4ヶ月頃)から3歳まで使いやすい万能タイプ の抱っこ紐
👉 ママの肩ラクと赤ちゃんの落下防止を実現した最新モデル (定価16,500円 )
👉 おんぶしやすい 家事をしながら使える抱っこ紐
Boba(ボバ)

ボバエアー
👉 腰がすわった時期(約7ヶ月頃)〜使える セカンド抱っこ紐
👉 本体重量390gと超軽量の抱っこ紐で、持ち運びがラク (定価9,900円)
モンベル

ポケッタブルベビーキャリア

👉 腰がすわった時期(約7ヶ月頃)〜使える セカンド抱っこ紐
👉 本体重量372gと超軽量の抱っこ紐で、持ち運びがラク (定価6,490円)
ノースフェイス

ノースフェイスは、人気のアウトドアブランドですが、2021年に抱っこ紐を発売しました。見た目がスタイリッシュで、良い意味で抱っこ紐っぽさが全くないです。
ベビーコンパクトキャリアー

👉 腰がすわった時期(1歳頃)〜3歳まで使えるセカンド抱っこ紐
👉 軽量コンパクト、荷重を効率的に分散する肩パッドを使用、持ち運びもラク (定価24,200円)
ヒップシート 抱っこひも の種類・特徴
ヒップシートの種類

ヒップシートタイプは、大きく分けて2種類あります。
- ヒップシート単体で使うタイプ
- 抱っこひもと組み合わせることでキャリータイプも兼用できるもの
多くの商品は、ヒップシート単体で販売していて、オプションで抱っこひもを組み合わせることができるような仕様になっています。抱っこひもを組み合わせると、腰すわり前の月齢から使えるので、先ほどご紹介したキャリータイプの抱っこひもと同じように使うことができます。
ヒップシートの特徴 <メリット・デメリット>
メリット
- 装着がシンプル
- 乗り下ろしが簡単
- 抱っこひもとヒップシートを分けて持ち運びできる
デメリット
- 新生児期から使いたい人には向いてない
- 腰ベルトメインで支えるので、腰痛持ちの方には負担あり
ヒップシートタイプは、装着が腰ベルトをつけたらあとは座面のシートに子どもを乗せるだけなので、装着がシンプルで乗り降ろしもラクです。基本は、車移動の方などちょっとした時にサッと使えてサッと降ろせることができるのは強みです。
一方で、腰が座ったぐらいの7ヶ月以降に使うことをメインとしているので、新生児期から使いたい人には不向きです。また、腰ベルトをメインとして子どもの体重を支えるので、腰痛持ちの方は負担を感じやすいかなと思います。
ヒップシート 抱っこひも <おすすめ・人気ブランド>
- ケラッタ
- ポルバン
- ナップナップ
ケラッタ

ヒップシート

👉 腰がすわった時期(約6ヶ月頃)〜36ヶ月まで使える セカンド抱っこ紐
👉 (フード・カバー付き 定価3,880円/ フードカバー無し 3,480円)
ポルバン

アドバンス ヒップシート

👉 腰がすわった時期(約7ヶ月頃)〜使える セカンド抱っこ紐
👉 (ヒップシート単体 定価9,900円/ ダブルショルダー別売 4,400円)
ナップナップ

ヒップシート Tran トラン ダブルショルダー

👉 腰がすわった時期(約7ヶ月頃)〜使える セカンド抱っこ紐
👉 (ダブルショルダー付き 定価 19,800円)
スリングタイプ 抱っこひも の種類・特徴(メリット・デメリット)
スリングタイプの種類

スリングタイプは、大きく分けて2種類あります。
- サイズ調整ができて夫婦兼用できるタイプ
- サイズ調整はできない専用タイプ
スリングタイプは、サイズ調整ができるかどうかで2種類に分かれます。有名なブランドだと、スモルビはサイズ調整ができますが、コニーはサイズ調整ができません。
スリングタイプの特徴 <メリット・デメリット>
メリット
- キャリータイプと比べるとお値段が安い
- 見た目がシンプル・スタイリッシュ
- 軽量でコンパクトで持ち運びがラク
デメリット
- 生地をなじませるのに慣れが必要
- 生後6ヶ月くらいまでの利用が現実的
スリングタイプは、キャリータイプと比較するとお値段も安く、コンパクトで持ち運びがラクなのはうれしいポイントです。見た目もシンプルなので、コーディネートの邪魔をしないのも人気の理由かと思います。
一方で、何度も使っていく中で生地が伸びてきて、カラダにフィットするので、慣れるまでは使いにくさを感じるかなと思います。また、スリングは生地が伸びることで1歳以降も使うことができます。肩・腰への負担や装着する時に子どもを肩の高さまで持ち上げる必要がある、腰への締め付けが強くなることから、生後6ヶ月くらいまで使うものとして捉えた方が現実的かな個人的には思います。
スリング 抱っこひも <おすすめ・人気ブランド>
- コニー
- スモルビ
- ポグネー
- Betta(ベッタ)
- タックマミー
コニー konny

抱っこ紐

👉 0〜12ヶ月の新生児期専用の抱っこ紐
👉 生地はメッシュタイプ(サマー)とコットン(オリジナル)の2種類(サマー 6,880円 / オリジナル 6,880円)
スモルビ

軽量すやすや抱っこ紐

👉 0〜12ヶ月の新生児期専用の抱っこ紐
👉 生地はメッシュとコットンの2種類(メッシュサマー 5,980円 / オールシーズン5,980円)
ポグネー

ステップワン

👉 0〜7ヶ月の新生児期専用の抱っこ紐
👉 コットンとメッシュ(Air)の2種類 (定価7,475円 / 定価7,975円)
ベッタ Betta

キャリーミー

👉 0〜12ヶ月の新生児期専用の抱っこ紐
👉 素材はコットン100% (定価7,920円)
タックマミー

タックマミー抱っこ紐

👉 0〜12ヶ月の新生児期専用の抱っこ紐
👉 1つ1つ職人が手作り (定価4,598円)
抱っこひもの選び方パターン【1】 複数持ちで使い分ける

【自宅で寝かしつけるため】と【外出用】で使い分けたり、【新生児期だけ】に特化したタイプと【1歳児以降も使える】タイプの2種類を持つなど、複数持ちのママが多い印象です。
複数持ちの場合は、上記のように新生児期だけに特化したタイプ(スリング or セカンド抱っこひも)と長く使える(キャリータイプ or ヒップシート)の組み合わせが1番使い勝手が良いかなと思います。
スリングやセカンド抱っこひもは、コンパクトでいつでも携帯でき、すぐに子どもを乗せることができるので、新生児期に急にぐずった時や寝かしつけるためにはピッタリです。
抱っこひもの選び方パターン【2】 1つだけを使い続ける

1つだけの抱っこひもを使い続ける場合だと、新生児期〜3・4歳までずっと使えるものは、肩・腰への負担などを考えてもキャリータイプに限られるかと思います。
軽量・コンパクトさ、新生児との密着具合といった細かい点では、スリングやセカンド抱っこひもに見劣りしますが、1本だけ選ぶのであればトータルではキャリータイプがベストな選択かと思います。
ここまでご覧いただきありがとうございました。
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