ベビービョルン ミニが気になっているけど、実際に使ってみたママの感想が知りたい
ベビーキャリア ミニは、新生児期にいろいろ使った中でもとても使いやすい抱っこ紐でした!
特にサッと装着ができて、コンパクトに収納できるので予防接種や検診で病院に行くときにも安心して使えました。
こちらの記事では、わたし自身が実際に使ってみた本音だけを書いています。
使い勝手の良さ(利便性)、使いごこち(快適性)、ヒヤリハット防止(安全性)の3つの点からレビューしました。
具体的な内容はこちらです。
装着のしやすさ ○ (シンプル・簡単)
持ち運びのコンパクトさ ○ (A4サイズで軽い)
パパママ兼用できるか ○ (兼用しやすい、カラーも豊富)
肩への負担 ▲(6ヶ月以降は負担が大きい)
腰への負担 -(腰ベルトないので負担なし)
通気性の良さ○(メッシュで通気性良い)
子どもとの密着具合 ○(ラクに調整できる)
二重ロックの有無 ○ (バックル外しの心配なし)
首かっくん防止○(フードはないけど、首までカバーしてるので大丈夫)
ベビービョルン ミニは、新生児に特化してるだけあって、とにかくコンパクトで持ち運びがラクです。
冬はコートを着たままでも赤ちゃんを抱いたり降ろしたりできるので、とても便利でした。
気になる点としては、子どもの体重をほぼ肩だけで支えるので、利用できる期間は6ヶ月くらいまでと思っておいたほうが良いかなと思います。
- ベビービョルン ミニを使ったママのリアルな声が聞きたい方
- ベビービョルン ミニのスペック・使用感を知りたい方
ベビービョルン ミニには、肌触りが良い”コットン”と通気性が良い”メッシュ”の2種類ありますが、こちらでは私が実際に使用したメッシュを前提として進めていきます。
ベビービョルン ミニ の概要と別モデルとの比較
ベビービョルンミニの概要と同じベビービョルンブランドの別モデルと比較した表がこちらです。
特徴 | 素材 | 対応年齢 | 最大耐体重 | 製品の重さ | 持ち運び | 対面抱っこ | 前向き 抱っこ | おんぶ | 洗濯機で洗えるか | 日除けフード・小物入れ | 価格 | レビュー | |
MINI (ミニ) | 新生児期の使いやすさに特化 | コットン メッシュ | 新生児〜12ヶ月 | 3.2 – 11kg | 500g | 折りたためてコンパクト | できる | できる | できない | 洗える | なし | 9,900円(コットン) 12,650円(メッシュ) | 本記事 |
MOVE (ムーヴ) | 新生児期から歩き出しまで使える | メッシュのみ | 新生児〜15ヶ月 | 3.2 – 12kg | 860g | 折りたためない | できる | できる | できない | 洗える | なし | 19,800円 | 詳細を見る |
ONE KAI (ワンカイ) | 新生児期〜3歳まで 万能型 | コットン メッシュ | 新生児〜36ヶ月 | 3.5 – 15kg | 1000g | 折りたためる | できる | できる | できる | 洗える | なし | 24,200円(コットン) 26,200円(メッシュ) | 詳細を見る |
HARMONY (ハーモニー) | 最新モデル 新生児期〜3歳まで 万能型 | メッシュのみ | 新生児〜36ヶ月 | 3.5 – 15kg | 1000g | 折りたためる | できる | できる | できる | 洗える | なし | 29,800円 | 詳細を見る |
ベビービョルンにはミニを含めて4つのモデルがあります。
他のモデルもすべて新生児から使うことは可能です。
対応年齢、持ち運びのラクさ、おんぶができるか、コットン素材があるかといった点で各モデルごとに違いがあります。
実際にわたしはすべてのモデルを使ってみたので、気になる方はレビューをご覧になってください。
ベビービョルン ミニ の利便性
利便性でレビューしたのは下記3つです。
- 装着のしやすさ → ○ (とてもシンプル)
- 持ち運びのコンパクトさ → ○ (A4サイズで軽い)
- パパ・ママ兼用 → ○ (兼用しやすい、カラーも豊富)
【1】装着のしやすさ
装着方法は、とてもシンプルです。
買ってすぐのときから簡単に装着することができました。
装着までの流れを写真付きでお伝えすると、
ショルダーベルトを肩にかけ、 ショルダーベルトのが交差する部分がちょうど背中の真ん中に来るように調整する
ウエストバックルをカチッと音がするまで差し込む
ショルダーベルトを身体に合わせ締める
片方のセーフティバックルを差し込み留める
赤ちゃんの右足を↓の白○に入れるようにして、抱っこひもに抱き入れる
新生児は、足をバタバタすることもあまりないので、↑の白い○内に足を入れるのも簡単です。
赤ちゃんを入れたら反対のセーフティバックルを留め、ヘッドサポートを留める
完成です。
ベビービョルンの特徴である、身体の前側だけで脱着が完結するのがとても便利です。
冬場に、1ヶ月検診や予防接種に行くときにも、コートを着たまま脱ぎ降ろしができます。
抱っこひもの装着に時間がかかると、子どもの身体が冷えるんじゃないかと心配になったりしますが、ベビービョルン ミニを含めたベビービョルンの抱っこ紐ならそのような心配はいらないです。
成長に合わせた調整機能
本体のサイズ調節ベルトで赤ちゃんの身長に合わせて、簡単に抱っこひもの丈を調整することができます。
例えば、身長65cmでしたら65に合わせれば良いという風に誰でもわかりやすいように設計されているので便利です。
0〜3歳くらいまで対応している万能型の抱っこひもだと、
人によっては、”新生児期は抱っこひも内で埋もれてしまう”といった声があったりします。
ベビービョルン ミニでは身長に合わせてこまめに調整ができるのでそういった心配もありません。
実験:抱っこひもの装着 〜 子どもを入れ終えるまでの時間を測ってみた
抱っこひもを装着してから子どもを入れ終えるまでの時間を計3回測ってみました。
結果は、3回を平均して0分49秒くらいでした(全て床に座った状態で装着しました)
ちなみに、抱っこひもにそこまで慣れてない旦那のかかった時間が、1分11秒くらいでした。
ベビービョルン ミニは、普段慣れてない人でも使いやすい印象です。シンプルな設計ですぐに装着ができるので、泣いている赤ちゃんを待たせることなく抱っこしてあげられますよ。
【2】持ち運びのコンパクトさ
ベビービョルン ミニ は折りたたみやすく、コンパクトにまとまり、とても軽いです。
畳んだときの大きさで、「20cm x 27cm x 11cm (タテ x ヨコ x 厚さ)」という圧倒的なコンパクトさです。ベビーカーの荷物入れやカバンに入れての持ち運びも全く問題ないです。
持ち運ぶにあたって重さも測ってみたところ、490gでした。
500mlのペットボトルと同じくらいの重さです。
全然重いとは感じなかったですよ。
一方で、同じ新生児期に特化した抱っこ紐には、コニー(160g)やスモルビ(200g)といったスリングタイプがあります。
それらと比べるとベビービョルン ミニは重いですし、持ち運びのラクさだけならポケットに収まるスリングの方が良いと思います。
もし、スリングタイプにも興味のある方はこちらの比較記事を参考にしてください。
👉コニー・スモルビ・ポグネー 口コミ 【各社の違いを比較レビュー】
わたしは、スリングタイプの装着がどれも苦手だったのでベビービョルンミニのようなキャリータイプに落ち着きました。
【3】パパ・ママ兼用
パパ・ママでの兼用はとてもしやすいです。
腰の前後から伸びる紐を調整することで、子どもとの密着具合を調整できます。
また、カラーバリエーションもメッシュとコットン合わせると10種類以上あり他社製品と比べても多いです。好きな色を選ぶ楽しさがありますよ。
ベビービョルン ミニ の快適さ
快適性でレビューした点は下記3つです。
- 肩への負担 ▲(6か月以降は負担大)
- 腰への負担 -(腰ベルトなし)
- 通気性の良さ ○ (とても良い)
【1】肩への負担
肩への負担は、大きいです。
生まれて間もない、3〜4kgくらいは大丈夫なのですが、
特に、体重が倍の7kg以上(生後6ヶ月くらい)になってくると、その重さが肩にかかってくるのでツラくなります。
ベビービョルン ミニは、新生児に特化したシンプルな設計のため、ショルダーベルトのみで赤ちゃんを支える仕組みになっています。
ですので、どうしても肩に負担がかかってしまう仕組みになっています。
肩パッドの厚さを調べてみると、軽量・コンパクトをウリにしているので、0.2cmとかなり薄いです。
成長が早い赤ちゃんだとあっという間に使えなくなってしまう点も注意です。わたしは、6ヶ月くらいでギブアップしました。
【2】腰への負担
腰ベルトはないので、腰への直接的な負担はありません。
腰ベルトがない分、軽量・コンパクトになります。
逆を言うと、赤ちゃんの体重を全て肩ベルトで支えることになるのでその分負担が集中してしまいます。
【3】通気性・風通しの良さ
ベビービョルン ミニは、メッシュタイプのものは通気性が良いです。
ベビービョルン ミニは、メッシュとコットンの2タイプがあります。
わたしは、メッシュ生地を選びましたが、コットンを選ぶこともできます。
コットンの場合は、通気性よりも肌触りを重視しているので、保温性が高くなります。
実験:通気性の良さを検証してみた
抱っこひもの通気性の良さを検証するためにサーモグラフィで温度を測ってみました。
何も装着してない状態と”ベビービョルン ミニ”を装着した状態で比較したものがこちらです。
抱っこひもを装着しても背中の部分が赤くなっているということは、通気性が良く子どもの熱を外に逃がしていることを示していますね。体温がそのまま反映されるくらい背中の風通しが良いことがわかります。
子どもの体温がそのままというくらい、とても赤くなっていて熱を外に逃がしています。
ベビービョルンのメッシュ素材の抱っこひもは、他メーカーと比べても通気性はとても良いです。
実際に使用した感覚としても、生地も薄く、熱がこもっている感じは全くなかったです。
敏感肌のお子さまとかでなければ、
使用時期を問わず、赤ちゃんは体温が高めなのでなるだけ通気性が良いものがおすすめです。
ベビービョルン ミニ の安全性
安全性でレビューした点は下記3つです。
- 子どもとの密着具合 ○ (ラクに調整可)
- 二重ロックの有無 〇 (背中にバックルないので安全)
- 首かっくん防止 ○ (フードはないが、首までカバー)
【1】子どもとの密着具合
子どもとの密着具合を調整するのは簡単です。
左右それぞれから伸びている紐を引っ張ると子どもとの密着具合を調整できます。
密着してもサイド部分が大きく開いていて、熱がこもらないのでママの体感温度もそんなにきにならないです。
【2】二重ロック
落下や紐外し防止のための二重ロックはないですが、背中にバックルがないため他人に外される心配はないです。
子どもを支えている留め具がすべて身体の前側にあるので、安心感あります。
【3】首かっくん防止
首かっくん防止という点では、しっかり首までカバーが覆われていて、新生児・首座り前でも安心です。
首の後ろのカバーは、折り曲げることで長さを調整することができます。
【まとめ】ベビービョルン ミニ
今回の記事では、ベビービョルン ミニについてレビューしました。
まとめると、
首・腰すわりまで(6ヶ月くらい)の時期に使いやすい!
スタイリッシュ◎
・とにかく新生児期に使いやすい抱っこひもを探している方
・生後すぐ〜首・腰がすわる時期まで(6ヶ月くらい)まで使えればOKと考えている方
・シンプルでスタイリッシュな抱っこ紐を探している方
イチオシポイントは、装着がシンプルで簡単、スタイリッシュで新生児期に使いやすい!ということに尽きると思います!
新生児期に特化してるだけあって、生後間もないふにゃふにゃの状態〜首すわり前の期間でも、装着・脱着がストレス無く、とてもスムーズにできます!
デメリットとしては、肩への負担が大きいので、生後6ヶ月くらいまでしか利用できない、6ヶ月以降は別の抱っこ紐を用意する必要がある、ことです。
シンプルな見た目で、装着が簡単なものを望む方には、自信を持ってオススメできる抱っこ紐です!
こちらのブログではわたしたち子育て中の夫婦が、抱っこひもを30種類以上、実際に使ってみた上で正直な本音レビューをしています。
他にも、新生児期から1つで長く使えるキャリータイプの抱っこ紐をお探しの方やベビービョルンの他のモデルが気になる方は↓の記事を参考にしてください。
👉【30種類以上使い比べて分かった】キャリータイプのおすすめ抱っこ紐【5選】
👉 ベビービョルン ハーモニー ワンカイエアー 両者の違いを徹底比較
ママさんの抱っこひも選びのお役に立てると幸いです。