エルゴベビー オムニ OMNI 360 クールエア が気になっているけど、実際に使ってみたママの感想が知りたい
エルゴベビー オムニ OMNI 360 クールエア を検討中の方に向けて、
こちらの記事では、実際に、エルゴベビーの抱っこ紐 “オムニ OMNI 360クールエア” を購入して使ってみた筆者が、使い勝手の良さ(利便性)、使いごこち(快適性)、ヒヤリハット防止(安全性)の3つの点からレビューしました。
具体的にレビューした点はこちらです。
装着のしやすさ ○ (背中のバックル苦手な人は▲)
持ち運びのコンパクトさ ○ (A4サイズで軽い)
パパママ兼用できるか ○ (兼用しやすい、カラーも豊富)
肩への負担 ○(肩パッドが厚い)
腰への負担 ○(負担小さい)
通気性の良さ○(とても良い)
子どもとの密着具合 ○(ラクに調整可)
二重ロックの有無 ▲ (背中のバックルなし)
首かっくん防止○(調整機能もあり、フード付き)
オムニ OMNI 360 クールエアは、抱っこひも自体が軽く、とても通気性が良いです。肩のパッドも分厚いので、負担を感じにくく、さすが人気のブランドだけあって、機能性は申し分ないです。気になる点を挙げるとすれば、バックルが背中にあり、バネが少し硬いので力を入れる必要があります。
- オムニ OMNI 360 クールエア を使ったママのリアルな声が聞きたい方
- オムニ OMNI 360 クールエア のスペック・使用感を知りたい方
エルゴベビー オムニ360 の 概要
対応年齢 | 0-48ヶ月 |
---|---|
最大耐体重 | 20kg |
カラー | 13色 |
商品重量 | 0.7kg |
対面抱っこ | ○(対応) |
おんぶ | ○(対応) |
前向き抱っこ | ○(対応) |
横向き抱っこ | ×(非対応) |
洗濯機で洗えるか | ○(対応) |
夫婦での兼用 | ○(対応) |
よだれカバー | ×(なし) |
フード | ○(あり) |
小物入れ | ○(あり) |
ベビーウエストベルト | ○(あり) |
価格 | 31,900円 |
オムニ360 の 利便性
オムニ360の利便性でレビューしたのは下記3つです。
- 装着のしやすさ → ○ (背中のバックル苦手な人は▲)
- 持ち運びのコンパクトさ → ○ (A4サイズで軽い)
- パパ・ママ兼用 → ○ (兼用しやすい)
【1】装着のしやすさ
装着方法は、とてもシンプルです。
腰のベルトをつけて、子どもを迎え入れて肩のバックルを止めたら完了です。
工程はシンプルですが、気になる点として、首の後ろにバックルがあるので接続しにくい点と、腰のバックルのバネが少し硬いので力を入れる必要があります。
装着までの流れを写真付きでお伝えすると、
腰に当てるパッドがちょうど身体の真ん中に来るように調整する
腰のバックルを装着します
このバックルが硬いので、装着するときに力が必要です。
抱っこひもを肩にかけます
子どもを迎え入れて、首の後ろにあるバックルを留めます
わたしも身体が硬い方なので、この首の後ろのバックルを止めるのがちょっと大変です。
完成です。
成長に合わせた調整機能
他製品にはないエルゴベビー ブランドの抱っこひもの特徴の1つですが、子どもの成長に合わせて脚の開きを変えることができます。
例えば、月齢3-9ヶ月・身長61cm以上の時は、↑の黄色ゾーンに合わせれば良いという風に誰でもわかりやすいように設計されているので便利です。
実験:抱っこひもの装着 〜 子どもを入れ終えるまでの時間を測ってみた
抱っこひもを装着してから子どもを入れ終えるまでの時間を計3回測ってみました。
結果は、3回を平均して1分13秒くらいでした(全て床に座った状態で装着しました)
ちなみに、抱っこひもにそこまで慣れてない旦那のかかった時間が、1分48秒くらいでした。
オムニ360は、普段慣れてない人でも使いやすい印象です。一方、最初にもお伝えしましたが、人によってデメリットに感じるのは、首の後ろのバックルの接続かなと思います。1人で装着できないということはないのですが、私も身体が硬い方なので、接続するのに少し時間がかかります。
【2】持ち運びのコンパクトさ
オムニ360は、メッシュ素材でとても折りたたみやすく、コンパクトにまとまり、軽いです。
畳んだときの大きさで、「26cm x 33cm x 15cm (タテ x ヨコ x 厚さ)」なので、ベビーカーの荷物入れやカバンに入れての持ち運びもラクです。
持ち運ぶにあたって、重さも測ってみたところ、760gでした。
同じような他社メーカーの抱っこひもは、1kg前後が多いため、実際に持った感覚としても、とても軽いと感じました。
【3】パパ・ママ兼用
パパ・ママでの兼用はとてもしやすいです。
腰の前後から伸びる紐を調整することで、子どもとの密着具合や腰紐の締め付け加減を調整できます。
また、カラーバリエーションも13種類あり他社製品と比べても多いので、夫婦間での好みの色の擦り合わせもしやすいかと思います。
腰の紐の長さは、装着前にサポーターがちょうど腰に当たるように左右調整しておくのがコツです。装着して子どもを乗せてからだと、腰紐の調整は難しいと感じます。
オムニ360 クールエア の 快適さ
オムニ360 クールエア の快適性でレビューした点は下記3つです。
- 肩への負担 → ○(肩パッドが厚い)
- 腰への負担 → ○(負担小さい)
- 通気性の良さ → ○ (とても良い)
【1】肩への負担
肩への負担は、とても少ないです。
肩周りのパッドの厚さが2.6cmくらいあり、クッション性がとても高いです。
前述のとおり、抱っこひもの重さについても他製品より200〜300gほど軽いことも、肩・腰への負担を減らしてくれているかなと思います。
一方で、身体へのフィット感は少し物足りなく感じてしまう方もいるかなと思います。実際、最初に付けた時は、ちょっと浮いている感じがして、パットが厚くて海外仕様だからしょうがないかなと感じました。
【2】腰への負担
腰への負担もとても少ないです。
肩パッドと同様に腰にもしっかりとパッドがあり、肩と腰それぞれに過重が上手く分散されているのかなと思います。
【3】通気性・風通しの良さ
オムニ360 クールエアは、メッシュタイプで通気性は良いです。
実験:通気性の良さを検証してみた
抱っこひもの通気性の良さを検証するためにサーモグラフィで温度を測ってみました。
何も装着してない状態と”オムニ360″を装着した状態で比較したものがこちらです。
抱っこひもを装着しても背中の部分が赤くなっているということは、通気性が良く子どもの熱を外に逃がしていることを示していますね。
メッシュ素材じゃなさそうな部分も含めて全体的に赤くなっていて、熱を外に逃がしているので、しっかりと通気性は良さそうですね。
実際に使用した感覚としても、熱がこもっている感じはなかったです。
オムニ OMNI 360 クールエア の 安全性
オムニ OMNI 360 クールエアの安全性でレビューした点は下記3つです。
- 子どもとの密着具合 → ○ (ラクに調整できます)
- 二重ロックの有無 → ○ (二重ロックあり)
- 首かっくん防止 → ○ (調整機能あり、フード付き)
【1】子どもとの密着具合
子どもとの密着具合を調整するのは簡単です。
左右それぞれから伸びている紐を引っ張ると子どもとの密着具合を調整できます。
密着してもサイド部分が大きく開いていて、通気性が良いので親子ともにうれしいですね。
【2】二重ロック
腰のバックルは、紐外し防止のために二重ロックとなっています。
ゴムで引っかかるようになっていて、簡単には外れないので安心ですね。
一方で、背中のバックルには二重ロックはありません。
人混みに出かける機会が多い方にとっては、少し心配かなと思います。
エルゴベビーの場合は、そういった万が一の場合に備えて、↓の写真のような”ベビーウエストベルト”と呼ばれるものがあります。
【3】首かっくん防止
首かっくん防止という点では、しっかり首までカバーが覆われていて、安心です。
カバーも2段階の調整幅があり、前向き抱っこの時など取り外すこともできます。
フードもファスナー内に付属されているので紛失することもないので、子どもが寝てしまった時にいつでも取り出せます。
フードが内包されていたり、首カバーに調整機能があるなど細かな点にも気を配ってるところもエルゴベビー オムニ360の人気の理由かと思います。
今回の記事では、エルゴベビー オムニ OMNI 360 抱っこひものレビューについてまとめました。
みなさまのご参考になれば幸いです。
また、今回ご紹介したオムニ360は、最上位モデルの”オムニBreeze“や1つ下のモデル”アダプト“とそれぞれ比較もレビューしています。
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