nuna カドル が気になっているけど、実際に使ってみたママの感想が知りたい
オランダ発のブランド”nuna”から2020年3月に発売された”CUDL(カドル)”。
Youtubeで芸能人のママが取り上げたことで知った人も多いのではないでしょうか。
こちらの記事では、抱っこひもを30種類以上実際に使っているわたしが、ヌナ カドルの抱っこひもについて本音で詳細をレビューします。
具体的にレビューした点は、
使い勝手の良さ(利便性)、使いごこち(快適性)、ヒヤリハット防止(安全性)の3つの点からレビューしました。
装着のしやすさ ◎ (身体の前側で完結するのでラク)
持ち運びのコンパクトさ ▲ (抱っこ紐自体も重いので、コンパクトとは言えない)
パパママ兼用できるか ◎ (腰ベルトがマジックテープで着脱しやすい)
肩への負担 ◎(肩パッドの厚みがあり、負担少ない)
腰への負担 ○(負担は少ないけど、熱がこもりやすい)
通気性の良さ ○(メッシュ素材で、風通しは良い)
子どもとの密着具合 ○(調整できる、密着型)
二重ロックの有無 ▲ (背中のバックルにはロック機能なし)
首かっくん防止 ○ (フードの付属あり)
- nuna ヌナ カドル を使ったママのリアルな声が聞きたい方
- nuna ヌナ カドル のスペック・使用感を知りたい方
↓の目次をクリックすると興味があるところへスキップできますのでご活用ください
nuna ヌナ カドル の概要

対応年齢 | 新生児〜3歳 |
---|---|
最大耐体重 | 15kg |
カラー | 2種類 |
商品重量 | 1200g |
対面抱っこ | ○(対応) |
おんぶ | ○(対応) |
前向き抱っこ | ○(対応) |
横向き抱っこ | × |
洗濯機で洗えるか | ○(対応) |
夫婦での兼用 | ○(対応) |
よだれカバー | ○(あり) |
フード | ○(あり) |
小物入れ | ○(あり) |
価格 | 22,000円 |
公式サイト(代理店KATOJI) | https://www.katoji-onlineshop.com/c/all_items/69901 |

nuna ヌナ カドルの特徴は、腰ベルトがマジックテープ式であること、バックルがマグネット式で付けやすいことです!
マジックテープは、ヒップシートで採用されることが多いですが、キャリータイプではとても珍しいです。

また、バックルがマグネット式というのも他社にはない特徴で、装着する時にも磁石のようにくっついてくれるので、力を入れなくてもハマるのでとても楽です。

nuna ヌナ カドル抱っこ紐 の 利便性
利便性でレビューしたのは下記3つです。
- 装着のしやすさ ◎ (身体の前側で完結するのでラク)
- 持ち運びのコンパクトさ ▲ (抱っこ紐自体も重いので、コンパクトとは言えない)
- パパママ兼用できるか ○ (腰ベルトがマジックテープで着脱しやすい)
【1】装着のしやすさ・付け方
工程はシンプルで、身体の前側だけで完結します。どんな方でも装着しやすいので安心です。
装着までの流れを写真付きでお伝えすると、
腰のバックルを装着します


抱っこ紐を頭から被ります


次に、子どもを抱っこひもと自分の身体の間に迎え入れて、

身体の前側にある4つのバックルを留めます。


完成です。

おんぶの付け方・おんぶはいつからできる?
オムニブリーズは、おんぶは 9ヶ月から3歳頃 まで できます。
首が据わった4ヶ月くらいからおんぶできる抱っこ紐もあるので、
早い時期から家事をしながらおんぶしたいママにとっては、9ヶ月〜は「ちょっとおんぶを使い始めることができるのが遅いかな」と感じてしまいます。
【おんぶの付け方動画】
30種類以上、抱っこ紐を使い比べた経験からみて、 nunaカドルは、おんぶしやすい抱っこ紐ですよ!

理由は、子どもを背中側に移動する時に、黄色矢印部分のように、肩と腰あたりのヒモが落下防止の役割をしてくれるからです。
子どもが床に落ちないかどうかが1番おんぶする時に心配なので、その点安心です。
ちょっと気になる点としては、腰ベルトがピッタリ腰に巻きつけるタイプなので、
背中側に回転させるときに腰ベルトをキツくしていると、やりにくい面があるかなと思います。
【2】持ち運びのコンパクトさ
nuna カドルは、残念ながらコンパクトではないです。
その点では、デメリットに感じてしまうかなと思います。
畳んだときの大きさで、「35cm x 40cm x 16cm (タテ x ヨコ x 厚さ)」です。
これぐらいであれば、ベビーカーの下には入る大きさです。

ただ、他の抱っこ紐のように綺麗に折りたたむことが難しいなと感じました。
持ち運ぶにあたって、重さも測ってみたところ、1200gでした。
1200gは、抱っこひもの中では30種類以上使ってきた中で1番重いです。

抱っこひもが重い理由は、
子どもの乗せ降ろしをやりやすくするために、抱っこひもの前面にバックルを4カ所設置しているからです。

ベビービョルン(880g)やアンジェレッテ(900g) も同じ前面バックルタイプなのですが、nunaカドルはバックルがマグネット式になってる分重くなってます。
その代わりに、装着する時は簡単にバックルを留めることができますよ。
【3】パパ・ママ兼用
パパ・ママでの兼用は、可能です。
腰のバックル、肩ひもの調整を行うことで、兼用できます。
兼用する場合も、背中のバックルの位置を肩甲骨の下あたりに持ってくるのは、自力だとやりにくい面があるかと思います。
その場合は、夫婦で協力して↓の写真のような位置に調整してあげるとスムーズです。

このバックルを正しい位置にセットすることで、肩・腰だけでなく、背中全体に荷重を分散することができて、とても快適に使用できます。
また、カラーバリエーションは2種類です。
選択肢が少ないのはさびしいですが、どちらも夫婦兼用する点では選びやすい配色かなと思います。

デザインもスッキリとしたシンプルな感じで良いですよね。
nuna ヌナ カドル抱っこ紐 の 快適さ
快適性でレビューした点は下記3つです。
- 肩への負担 ◎(肩パッドの厚みがあり、負担少ない)
- 腰への負担 ○(負担は少ないけど、熱がこもりやすい)
- 通気性の良さ ○(メッシュ素材で、風通しは良い)
【1】肩への負担
肩への負担は、肩パッドの厚みがしっかりとあり、少ないです。

肩パッドが2.3cmとしっかりと厚みがあります。クッション性があるので、重さを分散してくれていると感じます。

【2】腰への負担
腰への負担も、腰パッドが付いているので少ないです。

私は腰痛持ちなので、特に腰への負担に敏感なのですが、腰パッドがあることで腰への負担がぐっと減ります。
ただ、腰に巻きつけるベルトタイプになるので、夏場は熱がこもって暑いのがデメリットです。
【3】通気性・風通しの良さ
nuna ヌナ カドルは、メッシュ素材で通気性は良いです。

メッシュで通気性が良いので、暖かい時期に外で使うのも安心ですね。
nuna ヌナ カドル抱っこ紐 の 安全性
安全性でレビューした点は下記3つです。
- 子どもとの密着具合 ○(調整できる、密着型)
- 二重ロックの有無 × (ロック機能なし)
- 首かっくん防止 ○ (フードの付属あり)
【1】子どもとの密着具合
腰から伸びる紐を手前に引くことで、子どもとの密着具合を簡単に調整できます。

エルゴなどは、ゆったり包み込むタイプなのですが、nuna(ヌナ)カドルは、ママと子どもがピッタリ密着するタイプになります。

密着感は強いので、暖かい時期の屋外はアツいと感じてしまうかなと思います。
冬は逆に密着しているのでママもお子さんも暖かいです。
このピッタリ密着タイプなのもママやお子さんによっては、好きか苦手といった好みが出るポイントかなと思います。
【2】二重ロック
街中や人混みで子どもを抱っこしていると、知らない人が背後から抱っこ紐のバックルを外すといったニュースを見ると親御さんとしては心配になりますよね。
そういった点から、二重ロック機能の有無や簡単に抱っこひもが外れないかという点もチェックしました。
nuna(ヌナ)カドルは、背中のバックルには二重ロックがありません。

人混みに出かける機会が多い方にとっては、気になる点かなと思います。
【3】首かっくん防止
子どもが抱っこひもで寝てしまった時に支えとなるカバーがあるかどうかも大事ですよね。
nuna(ヌナ)カドルでは、フードが手前のチャックの中に収納されています。
収納型なので、紛失することもなく、必要になったらすぐ取り出せるので便利です。

nuna(ヌナ) カドル 他のママさんの口コミ・評判
ここからは、楽天などで購入した他のママさんの口コミをピックアップしたものをご紹介します。
【1】買って良かった 口コミ
【買って良かった】
・商品を頼んでからの発想がとても早くて大変満足です。
この抱っこ紐に決めるまでたくさん悩みましたが、2人目ということもあって旦那と一緒に使うことが増えそうだったので、マジックテープで調節もいらないところが魅力的だったのと、上の子の保育園の送迎で抱っこしながら連れて行かないといけないので
装着が前だけで出来て簡単+マグネットでもっと簡単なところが決めてとなりました!実際届いて付けてみたところとても簡単で、わたしでもすぐつけれたのでやっぱり最高なくらい素敵な抱っこ紐だなと思いました。デザインもシンプルで可愛く、これからたくさん活用していきます!
・入荷の通知が来て、すぐに購入しました。初めての子供で、人気の抱っこ紐を購入しましたが難しくて、子供も泣いてしまいました。何種類か試してみましたが、まだ首がすわっていない子供と、慣れていない私で時間がかかってしまい、私でも使える抱っこ紐を探していたら、やっと見つけました。こちらは子供を抱っこする時も降ろす時も、後ろのバックルはそのままでいいし、なによりマグネットが本当に簡単。新生児から使えて、おんぶまで出来るなんて、最初からこちらを購入していたら、と後悔しています。素敵な商品に出会えて本当によかったです。
・今までの抱っこ紐は1人で車移動が多いので、上着を脱ぎ着するのが本当にストレスで……同じような着け方の他社のを狙ってましたが数分で売り切れて買えず、途方に暮れたのち見つけたのがこれでした。新生児から使える、前向き抱っこができるとのことで、結果大満足です。着脱が簡単だし、上着を着たままのせおろしできるのは車移動や検診などに本当に楽です。メリットしかなくて今後抱っこ紐はこういう付け方が主流になってくるんじゃないかなーと勝手に思っています。かさ張るのはちょっと気になりますが、子どもののせおろしの度に外さなくていいので、つけっぱなしにしておきます。
【2】期待外れだった 口コミ
【期待外れだった】
・赤ちゃんを抱っこするのにモタモタしたくなくてこちらを購入しました。とても楽です!今までの抱っこ紐タイプには戻れません。
ただめちゃめちゃ暑い!メッシュ意味あるのかくらい暑くて夏はつける気になりません(^_^;)
多機能の抱っこ紐は仕方がないとは思いますが…
そう思うと簡易抱っこ紐にすべきだったかな?と悩みますが子供がもっと重くなったらやっぱり楽だと期待したいです。
小柄なのでゴツく見えるかなと心配していましたがスタイリッシュでとてもいいです!ボタンが可愛いですね。
ショルダーベルトのバックルは完全に背中にいくので、説明書のように赤ちゃんを抱っこしてからの調整はほぼ無理でした。
なので抱っこする前に合わせないといけないのは面倒です。小柄は方は仕方がないのかな。
後、発送ですが、商品の箱に直接ラベルを貼られて届きました…。雨にも濡れましたし、丁寧に扱われる訳ではないので、ひと手間梱包して欲しかったです。
外国メーカーというのもあり、素材も硬めで大きくかさばります。新生児の頃から家にありましたが、実際の所1番使った時期は結局8キロ超えてきたくらいからでした。
買ってから気づきましたが、まだ体重が軽いうちはこの大きな抱っこ紐を出すまででもない…と思ってしまうんですよね。つけるの簡単とはいえ抱っこ紐自体が大きくて重いですから。いつも手にとるのはコンパクトで軽い抱っこ紐でした。
そのうち体重が8キロ近くになり、さすがに腰や肩のラクさの方が勝ってやっと自然に手を伸ばすようになりました。
赤ちゃんのサイズも抱っこ紐といいバランスです。
今1番使っています。
マグネットで簡単とはいえ、月齢が低いうちは抱っこ紐が大き過ぎて使いにくいんじゃないかなぁと個人的には思います。
なのでうちは新生児用とこちらの2つの抱っこ紐があれば1番いいかな、と。
状況に合わせた「手に取りやすさ」が大事です。
これ一本で!ともし考えている方がいたら参考にしてみてください。
【まとめ】nuna ヌナ カドル 抱っこ紐
今回の記事では、nuna(ヌナ) カドル についてレビューしました。
まとめると、
身体の前側だけで装着ができる(身体が硬い方にも安心)
バックルがマグネット式で簡単に装着できる
腰ベルトがマジックテープ式(キャリータイプでは珍しい)
・あまり他のママと被らない抱っこひもを探している方
・とにかく誰でも簡単に装着ができる抱っこひもを探している方
・暑い時期に空調のない屋外で使用する機会の少ない方
イチオシポイントは、他のママさんの口コミでもあったように、
装着が身体の前側で完結する、バックルがマグネット式で装着が簡単、腰ベルトもマジックテープ式で調整がラク、ということです!
どなたにでも装着しやすいという点で、nuna(ヌナ)カドルはとても優秀な抱っこ紐です!
デメリットとしては、抱っこ紐自体の重量がある点、腰ベルトがマジックテープ式なので熱がこもりやすい、(人によってはマイナス)ママと子供が密着型である点、です。
nuna(ヌナ)カドルと同じような装着方法のベビービョルン とアンジェレッテ もレビューしています。気になる方はあわせてご覧になってください。
他にも、妊婦さんに絶対見て欲しいおむつなどが無料でもらえるサービスのまとめなどは別の記事にしています。
よかったら、ブログ内をのぞいてみてください。
こちらのブログではわたしたち子育て中の夫婦が、抱っこひもを30種類以上、実際に使ってみた上で正直な本音レビューをしています。
ママさんの抱っこひも選びのお役に立てると幸いです。