コアラのコランハグ ライトの抱っこひもが気になっているけど、実際に使ってみたママの感想が知りたい。
コランハグライトは、同じアップリカで検討すると、上位モデルのコアラウルトラメッシュよりリーズナブルなので気になりますよね。発売は2016年なので、古いモデルかなぁと感じる方もいらっしゃると思うのですが、機能面でいったらお値段の割に充実してますよ。
コアラのコランハグ ライト抱っこひもを検討中の方に向けて、
こちらの記事では、実際に、コアラのコランハグ ライト抱っこ紐を使ってみた筆者が、使い勝手の良さ(利便性)、使いごこち(快適性)、ヒヤリハット防止(安全性)の3つの点からレビューしました。
具体的にレビューした点はこちらです。
装着のしやすさ ○ (迎え入れるだけなので簡単)
持ち運びのコンパクトさ ○(キャリータイプの中では軽量)
パパママ兼用できるか ○(夫婦兼用できる)
肩への負担 ○ (肩パッド厚みあって負担感じにくい)
腰への負担 ▲(腰パッドないので腰痛持ちの方にはきついかも)
通気性の良さ ○ (とても良い)
子どもとの密着具合 ○ (紐を調整するのに少し力が必要)
二重ロックの有無 ▲ (背中のバックルはロックなし)
首かっくん防止 ○(フード付きで安心)
コアラのコランハグ ライトは、軽量で通気性は抜群に良いです。そして3歳まで使えるキャリータイプの中ではお値段がリーズナブルなのが特徴です。他社製品だと2万円以上するものが多いですが、コランハグ ライトは12,000円前後で販売されています。
気になる点を挙げるとすれば、腰パッドがないので腰痛持ちの方の長時間の利用は難しいかなということとバックルが苦手な方には向かないと思います。
- コランハグ ライトの抱っこひも を使ったママのリアルな声が聞きたい方
- コランハグ ライトのスペック・使用感を知りたい方
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コアラ コランハグ ライト 抱っこひも の 概要
対応年齢 | 0-36ヶ月 |
---|---|
最大耐体重 | 15kg |
カラー | 2色 |
商品重量 | 0.53kg |
対面抱っこ | ○(対応) |
おんぶ | ○(対応) |
前向き抱っこ | ○(対応) |
横向き抱っこ | ○(対応) |
洗濯機で洗えるか | ○(対応) |
夫婦での兼用 | ○(対応) |
よだれカバー | ×(なし) |
フード | ○(あり) |
小物入れ | ×(なし) |
公式サイト価格 | 15,400円 |
コランハグ ライトなどアップリカ製品の抱っこひもの特徴は、横向き抱っこができることです。他社製品では縦抱きがメインで横向き抱っこができるものはほとんどありません。
また、コランハグ ライトは製品重量が軽いことも特徴です。3歳まで使えるキャリータイプの抱っこひもという中では、キューズベリーNICOと並んで最軽量になるかなと思います。
コアラ コランハグ ライト 抱っこひも の 利便性
コアラ コランハグ ライト 抱っこひもの利便性でレビューしたのは下記3つです。
- 装着のしやすさ → ○ (迎え入れるだけなので簡単)
- 持ち運びのコンパクトさ → ○ (キャリータイプの中ではとても軽い)
- パパ・ママ兼用 → ○ (夫婦兼用できる)
【1】装着のしやすさ
装着は、ほどよく生地に伸縮性があるので、子どもをスムーズに入れることができます。
生地の伸縮性もありますし、サイズ調整がすることでよりスムーズに出し入れ可能だと思います
装着の流れとしては、
まず、腰のバックルを装着します。

子どもを抱っこ紐と自分の間に迎え入れます。

背中のバックルを留めたら完成です。

流れはとてもシンプルです。抱っこ紐の装着方法としては、エルゴベビーとほぼ同じです。
横向き抱っこ
アップリカの抱っこ紐の特徴の”横向き抱っこ”をご紹介します。新生児期に、ふにゃふにゃで首がまだ据わってないわが子を縦抱きやスリングタイプの抱っこひもでぴったり密着させるのが心配な方には嬉しいですよね。顔が見えるのも安心できます。
自宅で寝かしつける時やぐずった時に使う方が良いのかなと思います。
装着すると↓のような感じになります。(ぬいぐるみをサンプルで使っています)


実際に装着するためには、抱っこひもの内側に黒色の新生児用のシートを装着します。

最初に抱っこヒモと新生児シートの中心部分を接続して留めます。

次に、左右それぞれの肩ヒモに付いてるバックルと新生児シートを装着します。


完成です。

【2】持ち運びのコンパクトさ
コアラ コランハグ ライトの抱っこひもは、軽くてコンパクトです。
畳んだときの大きさで、「30cm x 14cm x 15cm (タテ x ヨコ x 厚さ)」です。

ペットボトルと比較するとこれぐらいの大きさです。

厚みが15cmありますが、ベビーカーの荷物入れにも余裕を持って入る大きさです。
持ち運ぶにあたって、重さも測ってみたところ、530gでした。

3歳まで使えるキャリータイプの抱っこひもの中では、エルゴベビーで約750g、ベビービョルンで約950gほどなので、とても軽い方だと思います。
【3】パパ・ママ兼用
腰ベルトや子どもとの密着具合もサイズ調整ができるので、パパ・ママでの兼用が可能です。
コランハグ ライトは、紺色と黒色の2カラーしかないですが、どちらの色も夫婦兼用するには服のコーディネートにも困らないかなと思います。

コアラ コランハグ ライト の 快適さ
コランハグ ライトの快適性でレビューした点は下記3つです。
- 肩への負担 → ○ (肩パッドが厚さあって負担感じにくい)
- 腰への負担 → ▲(腰パッドないので腰痛持ちの方にはきついかも)
- 通気性の良さ → ○ (とても良い)
【1】肩への負担
肩だけにかかる負担は、少ないように感じました。

肩パッドも2.0cmと厚みがしっかりあるので、重さを感じにくいかと思います。


肩パッドの厚みがしっかりとあって、3歳まで使えるタイプの抱っこひもは2万円以上することが多いのでその点ではコストパフォーマンスが高いと思います。
【2】腰への負担
腰部分には、腰パッドはありません。
ぴったり身体に締め付けて固定する形になりますので、肩よりも腰で支えている感覚が強いかなと思います。

緩衝材となる腰パッドもないので、腰痛持ちの方には負担が大きいかなと思います。ここは人によってはデメリットとなり得ると思います。
【3】通気性・風通しの良さ
コランハグ ライトは、メッシュ素材を使っていて、通気性は良いです。
実験:通気性の良さを検証してみた
抱っこひもの通気性の良さを検証するためにサーモグラフィで温度を測ってみました。
何も装着してない状態と”コランハグ ライト”を装着した状態で比較したものがこちらです。

抱っこひもを装着しているのに、写真の感じがほとんど変わらないですね。背中の部分が赤くなっているということは、通気性が良く子どもの熱を外に逃がしていることを示しています。いかに通気性が良いかこちらの写真からも伝わってきます。

抱っこひもを装着しているのに、子どもの背中の体温がそのままわかるほど、生地が薄くて通気性が良いのが見て取れます。サーモグラフィを見た感じだと、スリングタイプの抱っこひも(コニーやスモルビなど)と同じくらい通気性が良いです。
コアラ コランハグ ライトの 安全性
コランハグ ライト 抱っこひもの安全性でレビューした点は下記3つです。
- 子どもとの密着具合 → ○ (調整する紐が少し硬いので力が必要)
- 二重ロックの有無 → ▲ (背中のバックルはロックなし)
- 首かっくん防止 → ○(フード付きで安心)
【1】子どもとの密着具合
腰から伸びる紐を調整することで子どもとの密着具合を変えることができます。

この紐が少し力を入れないといけないので、ストレスに感じる方もいるかもしれないです。
【2】二重ロック
背中のバックルには二重ロックはありません。

バックルが外れたとしても肩ひもがそのまま落ちてしまうわけではないのですが、人混みに出かける機会が多い方にとっては、気になる方もいらっしゃるかなと思います。
腰ベルトは、ゴムを通しているので、バックルが外れてもゴムに引っ掛かって落ちないようになっています。

【3】首かっくん防止
フードがついているので、寝てしまった時にはサッと使えるので便利です。

今回の記事では、コアラ コランハグライトのスリング抱っこひものレビューについてまとめました。
みなさまのご参考になれば幸いです。